広告の舞台裏に迫る!水戸excel  Focus Advertising

2017.11.01更新

2017 Winter「風吹く冬 新たな冒険へ 身をゆだねて」

とある撮影スタジオで始まった、冬シーズンのビジュアル撮影。前回に続いて季節の花をビジュアルに取り入れ、冬の「菊」をイメージしたペーパークラフトとともに世界観を作り上げていきます。

今回のペーパーフラワーは、過去最大サイズ! ピンク&パープルの西洋菊をイメージして製作された大きな菊の花に、手持ち用の茎もセットになっています。白背景の撮影スタジオにポンと置いてあるだけで、ものすごい存在感…。セットに浮かぶ冬らしいオーナメントの数々とともに、ファンタジックな世界観を表現してくれました。衣装はあえて甘さを抑えて、グレンチェック×マルチボーダーのレトロな柄同士の組み合わせでトレンドを取り入れハンサムな装いに。

モデルは前回同様、雑誌や広告など幅広く活躍するアナ クララさんを起用。身長171cmの彼女も大きなペーパーフラワーを手にして立つと、まるでおとぎ話に出てくる小さなキャラクターのように見えてきます。独特の世界観にマッチした、不思議な画が完成しました!

今回のモチーフとなった菊の花言葉は「高貴・高尚・高潔」。気高く咲く菊のように意志の強さを秘め、木枯らしに吹かれても凛と立つ美しい冒険者をイメージしました。冒険者と言うと流れ者のような印象がありますが、自分の信念を明確に持っていれば時には逆風に立ち向かったり時には追い風には身を任せてみたりと、しなやかで柔軟に生きられるもの。固定観念にとらわれすぎず、流されすぎずが丁度良い。それは、生き方も服装も同じことが言えるのかもしれません。この冬はお気に入りの上着をまとって、冒険者の気分で新たな旅へ出かけてみてはいかがでしょう。

★ビジュアル撮影で使用した大きな菊のペーパークラフトが、11月1日から館内のディスプレイとして登場します! 実物をご覧に、ぜひエクセルへ足をお運びください。

Seasonal Flower

菊(キク)

菊は、キク科キク属の植物。日本で観賞用多年草植物として発展した品種群を和菊、西ヨーロッパで育種されて生まれた品種群を洋菊と呼ぶ。菊の名前は「窮まる(きわまる)」がその語源となり、「一年の最後に咲く花」という意味であるとも言われている。
花言葉は「高貴・高尚・高潔」など。

Event Information

第110回 笠間稲荷の菊まつり

2017年10月21日(土)~11月26日(日) 入場無料
笠間を華やかに彩る「笠間稲荷の菊まつり」は、今年で第110回を数える日本で最も歴史が長い菊の祭典。今回も笠間稲荷神社をメイン会場に、艶やかな菊の花約1万鉢が境内をはじめ市内をうめつくす。また、会期中は華道家 假屋崎省吾氏による個展や「神事 流鏑馬」、「舞楽祭」などさまざまな催しも同時に開催される。

会場:笠間稲荷神社(笠間市笠間1番地)ほか
主催:笠間の菊まつり連絡協議会(笠間市商工観光課内)
お問い合わせ:0296-77-1101(商工観光課)
笠間市Webサイト

Credit

アートディレクター:齋藤由希子(Japan Life Design Systems)
コピーライター:六川香織(Japan Life Design Systems)
プロダクトコラボレーション:G+FLOWER
カメラマン:西田香織
スタイリスト:江口由利子
ヘアメイク:村本航太(dragonfruit)
モデル:アナクララ(SATORU JAPAN
企画:Japan Life Design Systems